先日、所属している日本登攀クラブの忘年会の場で2023年夏～秋に計画しているインドヒマラヤ遠征計画について発表しました。
メンバーは前回に引き続き、山野井さん、そして新たに同じクラブに所属している吉村くんの３名です。
2018年の遠征を最後に、ここ数年はコロナをはじめ色々な事がありましたが。そして2023年、再び明確な目標へ挑戦する事が「できそうな状態」になってきました。
僕にとっての「できそうな状態」とは社会的な事情もありますが、自分を取り巻く様々な環境、一緒に行ってくれる仲間の環境、そして最も大切なことが登りたいと思える山が見つかっている状態であることで、今、それらは全て整ってきた状態になりました。
「2023年に遠征に行きませんか？」と山野井さんに持ち掛けたのは去年の暮か今年のはじめだったか・・・山野井さんもイタリアに課題を残していることもあり本格的に声をかけたのはイタリアから戻ってから。もう一度インドに行きたいな・・・と漠然と考えていたがインドで行ってみたかった課題は海外の他のパーティが登っていたこともあって、なかなか山が定まらないなか山野井さんと二人で多くの資料、たくさんのネツト情報、多くの友人情報などから、これに行ってみたい、このルートに行ってみたいと思えるものを見つけ出すことができました。そして新たに今回が初遠征となる同じクラブの吉村君に声をかけ彼の参加も決まり今回の発表となりました。
遠征にあたって細かい部分での調整が必要な事もありますが、トレーニングも何をすべきかを考えて遠征のその日まで行動していきたいと思います。
トレーニングによりガイド業にも影響が出てしまいますが、今は自分の登山を頑張りたいと思います。ガイド業に関しては行わないわけではありませんので、今までご依頼いただいてる方も、新たに依頼をご検討いただいている方もメールをいただければ可能な限り日程調整させていただきますのでよろしくお願いいたします。
2022/12/20 登山ガイド 古畑隆明
※写真は左から吉村・古畑・山野井