GARMIN/inReach対応製品を導入しました。

今後のガイド登山、登山教室でGARMIN社のinReach対応製品を導入することにしました。

ガーミン

inReachってなんだ?
という方も多いかと思いますがメーカーのサイトでは
「Garmin の inReach 衛星通信技術と衛星通信のサブスクリプションによって、世界のどこにいても連絡を取り合うことが可能となります。メッセージの送受信やルートのナビゲート、位置情報の共有、必要があればSOS を押して、Iridium衛星ネットワークを経由し、24 時間年中無休のグローバル緊急対応センターGEOSからサポートを受けることが可能です。」
と記載されています。

少し詳しい方は、
「あっ、ココヘリみたいなものか!」
「スマートフォンを利用した似たような仕組みがある」
と思った事でしょう。
似ているのですが、大きな違いがあります。

それは衛星に直接経由する事で電話が圏外であってもメッセージのやり取りが可能だということ、居場所もかなり正確に伝わるということ、そして緊急時には直接救助を要請できるということです。

例えばココヘリでは、こちらからの救助要請はできません。家族などからの連絡、そしてヘリによる居場所確認、次に救助という流れになります。またスマートフォン利用のものは、電波が届かなければこちらからの救助要請ができません。もちろん、それらがダメという話しではなく、それら装備も内容をよく理解して使用していれば非常に有効でまた費用的にも負担が少なくすみます。

それではなぜ、inReachを導入したかというと、僕は1対1での個人ガイドが多く万が一の緊急時にはクライアントを1人にして救助要請に行かなくてはならなくなります。どんなに安全な状態を構築したとしても、状況次第ではとても1人に出来ないことも起こり得ます。離れている間に容態の変化もあり得ることから、できる限りクライアントのそばを離れたくないため、その場で救助要請が可能となるinReachを導入することにしました。

この装備を持っていることがクライアントとクライアントの大切な人たちにとっての安心につながればよいと思っています。

ただ、僕はこれらの装備ありきの登山は決して良いとは思っていません。

稀に、少しのことでも何かあればすぐにヘリを呼べばいいという会話を聞くことがあります。
登山とは、そんなものなのでしょうか?

物を持ったことで、絶対的な安全を確保しているような気持ちになり安易な登山をしてしまうのではなく(何かあればすぐにSOSすればいいやという気持ちではなく)しっかりと自分の力で行って帰れるように、向かうべき山に相応しい体力を含めた準備を整えてから山に入り、そして山の中でも山を敏感に感じながら登山をしたいと常々思っています。
僕にご依頼いただく方々にもそんな気持ちで登山を楽しんでいただけたらと思います。

inReachを活用しなくていい登山を続けていきたいですね。

あっ、もちろん商品には様々な機能が付いていますので興味のある方は以下をクリックして商品をチェックしてみてください。